名勝散策
周辺のみどころ
奠供山
玉津島神社の背後に近接する山。
聖武天皇が行幸した際、ここからの眺めに深く感動し、この地からの景観を「明光浦(あかのうら)」と名付けて後世に残すよう命じた、とされています。
朝日・夕日と水平線のコントラストはまさに絶景。和歌の浦を訪れた際は必ず登ってみたいスポットです。
妹背山
片男波の内海に浮かぶ小島。
玉津島神社からは、中国の名橋をモデルに築かれたといわれる石橋「三断橋」で渡ることができます。山上には多宝塔が祀られ、石段の下には紀三井寺の遥拝所である観海閣が建てられています。(観海閣は現在再建中)
紀州東照宮
徳川家康公、そして初代紀州藩主である徳川頼宣公を祀る紀州東照宮は、国指定重要文化財に指定されています。
極彩色の本殿拝殿や、江戸初期の彫刻や狩野派・土佐派の壁画に彩られた遺風は今も「権現様」と呼ばれ、人々に親しまれています。
不老橋
紀州第10代藩主である徳川治宝の命により架けられた、アーチ型の石橋。徳川家康を祀る東照宮の祭礼の際、徳川家や東照宮関係者が御旅所へ向かうために通行する「お成り通」として用いられていました。
和歌山市重要文化財として認定されています。