NEW
“萩の花が咲きました”


萩の花が咲きました
嫋々と枝垂れた萩が風に揺れる様は、
たおやかな秋の風情を満喫させてくれ、
豊かに咲きこぼれる姿は実りの秋を象徴しています
『なびきかへる花の末より露ちりて萩の葉白き庭の秋風』
鎌倉時代の歌人・藤原定家による
「新古今和歌集」などに選ばれた秋の名歌です
風に揺れる萩の枝先から露が散り、
葉の裏が白く翻る庭の情景を通して、
目に見えない秋風の美しさや涼やかな空気感を繊細かつ絵画的に表現しています
『小萩散れ ますほの小貝小盃』
1689年、松尾芭蕉が敦賀の港から船を出し、
対岸にある『ますほの小貝』を拾う風流な名所に着いたときに
貝があまり落ちていないのを見て、
『萩の花よ、砂浜のわずかな小貝の上に美しく散りかかっておくれ』
と詠みました(奥の細道)