⛩️第３基目大鳥居復元完成
令和5年12月25日10時通り初め式

多くの皆様のご支援を賜り、
いよいよ完成いたしました。

昭和初期、玉津島神社には3基の朱の大鳥居がそびえ立ち、
ご参拝される皆様をお迎えしていました。
約100年を経て老朽化し、平成9年にすべて撤去。
平成10年から1基づつ復元が始まり、
令和2年に２基目、そしてこのたび3基目が完成し、
美しい玉津島神社の再現に至りました。

奈良時代、
聖武天皇が奈良から玉津島へ行幸なされて以来、
和歌の浦の美しい景色が和歌に詠まれ、
和歌の浦が一躍有名になり、憧れの地となりました。

玉津島見れども飽かずいかにして包み持ち行かむ見ぬ人のため  万葉集

平安時代以降には和歌の聖地として、京の都から天皇貴族文人墨客が和歌の浦玉津島へと詣でられ、
今日にいたりましても多くの皆様が安らぎの地として
お詣りくださいます。

長い歴史の上で、鳥居のない時代もありましたが、
往年の歴史を感じていただき、お詣りくださいませ。

令和6年は
聖武天皇玉津島行幸1300年記念の年となります。