玉津島神社・鹽竃神社だより

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所在地:
和歌山県和歌山市和歌浦中3-4-26

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玉津島神社・鹽竃神社だより

観月短歌祭

平成27年10月08日

平成27年9月27日(日)の十五夜に、
玉津島神社の拝殿にて、観月短歌祭が盛大に催行されました。
全部で41首のお歌が寄せられ、20名の皆様がご参加下さいました。
皆様ご自身のお歌を各々、神前にて詠み上げられ、奉納していただきました。

観月短歌祭

短歌祭が終わり、境内に出ますと丁度、
中秋の名月が鏡山 (かがみやま ) から玉津島神社の上空へとお目見えしました。
美しく神秘的なお月さまに歓声が挙がり、
皆様と共に愛でることができ、嬉しく存じました。


以下、奉納された短歌です。 ( 敬称略 )

恙なき未来祈らむ名月のさやけき玉津島の社前に      永廣 禎夫
玉津島くまなく照らす名月に宇宙の摂理ひしと感じぬ     永廣 兆子
奠供山の頂の松照らしつつ名草の山に月上りくる       足立 節子
ポケットに不老長寿の薬入れ月に旅する夢は楽しき      市川 晴茂
十五夜の月を見上げて物想ふ幼き日の友うさぎとなれり    市川 晴茂
月光に虫の舞台は露明かり演奏会はたけなはとなる      今井 良美
自転車の後ろに乗りし二才児の「あっ、お月様」に我も空見る 小上 栄美
太古より神秘のひかり照らしたり静けさ増して山里の秋    川口 雅生
万葉の世に変わるなく耿耿と和歌の浦辺を照らす満月     久保 みどり
観月の明かりに負けず鳴く声は夏の終わりを惜しむ鈴虫    倉野 春美
頭あげ眺める月も好いけれど川面に映る月が又美(よ)し    倉野 春美
ふたすじの飛行機雲と夏の月君と見上げる真昼の交差     駒井 弘子
秋の虫もう鳴いてゐる娘の声に鼓膜の手術よくぞ受けしや   笹谷 都巳子
処暑過ぎて少し涼しき夕月夜待ちわびたる季に一歩近付く   下野 香代
見守りのチャイムひびく明の浦むかえる天に竹燈夜月     白川 宏 
糟糠の妻の寝顔に見とれけりあまた山坂来し方の皺      朱 萬兆
新参を手招く神のありがたや和歌の浦にはうつる名月     朱 萬兆
亡き母をしのぶ涙を手で拭けばカメラを回す遺骨奉還     朱 萬兆
本堂のうらの廂によじのぼる紫にほふ朝がほの花       朱 萬兆
枕辺に月の光がのびて来てあれこれ思い眠りにつけず     杉谷 睦生
松ヶ枝かかるもち月ふる里の冷水の浦はいと懐かしき     竹嶋 弘
天の原雲間に磨く鏡より月の都の人やみゆらん        立花 佑介
すすき原金波銀波の月明かりはらから歩む未来照らせよ    谷本 美里
片男波あの歳の月今夜また我をみかけて笑んでくれるや    田端 栄子
シュールドーン沖風運ぶこの磯に月光(つき)浴ぶ鳥の妹背の森へ   垂井 邦夫
今年また和歌の浦にて月を観るゆったりとして光楽しむ    茶畑 重明
更けゆば陋屋の外にわれも出む玉津島山中天に月       土山 忠治
いにしえの碑と仰ぎみて平成のわれと拝する幸せここに    中 すみゑ
名草山月煌煌と浦浦に清きなぎさに夜もすがら哉       野上 於千恵
煌煌の月浦浦にきらめきて見ぬ友(ひと)の為如何に伝へむ   野上 於千恵
衣通姫小野小町が見し月は輝きけらし昔も今も        服部 薫
歌の神日本一社の御前で奏上する身は天にも昇らむ      服部 薫
夜半の月昔を今に輝きて衣通姫や小町恋しき         服部 朋子
名月や王子ヶ浜の玉石は波おこるたび三重奏(トリオ)かなでる     林 芳雄
月見上ぐすべての人に光ふる天女のように美しくあれ     平瀬 舒子
名月の光にはえる玉津島和歌の入江に和歌ぞ流れる      平松 栄次
夜業終え家路へ急ぐ坂道はバイクの先を名月照らす      北東 強
稼働せしエアコンの音やっとこさ仰ぐ今宵は蝉の羽月     森田 久仁子
月恋し団子まるめて薄活けうさぎうさぎとむすめは歌う    安田 さやか
神のもと歌よみ集ふ玉津島を寿ぎ照らせ秋の名月       山路 弘
皓月に一隅に居る草花の心のはれて凛と咲き立つ       遠北 喜美代

お歌をお寄せいただき、またご参集いただき、誠にありがとうございました。
お寄せいただいたお歌は玉津島神社境内に掲示させていただいておりますので、
またご覧になって下さい。

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